若者の痛い所を突く「確かに」

若者のあるあるや自分の体験談をある意味で真正面から、とてつもなく爆発的に盛って書いていくブログ。途中から作者自身も何を書いているのかわからなくなる。頭を空っぽにすると辛うじて内容が理解できます。

電車で座りたい時にすぐ降りそうな人を見分けるには、まず目をカアァッッッッ!!!!!とさせる

満員電車でないそこそこの混み具合の場合、僕は車両に入った瞬間己が瞳をカアァッッッッッッ!!!!とさせる。

 

 

座りたい』。ただその一心のために。

 

 

白眼を発動させかねない程に瞼を限界まで見開くことで視界を大幅に広げ、座っている乗客を一瞬にして把握。同時に脳に刻み付け、車両に入った瞬間から座席の前に立つまでのわずか数秒間必死に分析を重ねる。そして自分が心に決めた人物の前に『ザッ!』と立位姿勢をぶちかますのだ。

 

 

その結果僕が目の前に座っている人類は総じて次の駅、少なくともその次の駅には下車を果たしている。

 

 

 

僕のスキル『降臨降理』が発動したおかげである。

降臨降理』:僕が相手の前に降臨、つまり降りることを臨むと、相手も降りなければという強迫観念に駆られ結果的に電車から降りるスキル。発動条件は座席に座るための努力をする事。

 

 

 

このスキルのおかげで僕はこれまであらゆる猛者を退けさせてきた。相手がどんなにイカつかろうが変態だろうが、隠して見てるつもりでも後ろの窓に反射してAVが映ってしまっているサラリーマンも、この『降臨降理』の前では全てが無に帰すのだ。

 

 

特に朝の眠い時間帯における子にスキルの有用性は言うまでもない。ここまで日常に沿ったスキルも珍しいのではないだろうか。世のすべての社会人に自慢したいくらいである。

 

 

とはいえ、なんとも非効率的なことに一般人には基本このスキルは備わってはいない。一種のチートともとれるスキルという概念は、選ばれた中での個人しか持たないが故のチートである。

 

 

なのでこの記事では、早く座りたい人達の為にすぐに降りそうな人を見分ける方法を、もっと技術的な面から提示していこうと思う。確実性は全くないが知っていても損はしない。そんな知識である。

 

 

 

まず覚えた方が良いのは職業を見分ける事である。

 

サラリーマンかOLか、学生か暇人かという事だ。そして重要なのは学生である。サラリーマン等は個々で見ていくしかないが、学生の場合であれば制服と降りる駅さえ覚えていれば簡単に見分けることができる。一番わかりやすい方法である。

 

 

とはいえ18歳以下を目を皿どころかその下に置くシートのように細めて注視していては、制服窃盗未遂で補導されてしまう。そうならないために白眼を発動は必須である。

 

 

 

端の座席

 

単純に満員電車であった場合、変に真ん中の座席に座っていて降りるのに苦労しないようにすぐ降りる人は端の席に座りたがる傾向にある事を利用した陣地取りである。

とはいえあくまで傾向であるが。だって座れればどこでもいいだろう。降りる時の苦労なんて降りる時に考えればいいのだと考えるだろうそれより座りたいだろう。

 

 

 

寝てる時の姿勢

 

完全に脱力して寝ているのは早々に切り捨てよう。とりあえずそいつらは8割方当分起きない。狙うのはそこそこ良い感じの姿勢、なんか筋肉使ってそうな姿勢の寝方をしている人である。このタイプはそもそも乗っている時間が短いのに座っているタイプであると推察できる。

 

「なんか座っちゃったけどもうすぐ降りるんだよなあ。まあ、とりあえず寝るか」

 

こんな感じである。

 

 

 

 

駅に着くといきなりカッ!と目を見開いて周囲をキョロキョロし始める人もいる。このタイプはホントに寝ていたが故に電車が今どの駅についているかわかっていない人たちである。

自分が降りたい駅に着いてないか焦っているので、そういう人がいたら真っ先に立ちはだかったほうが良いだろう。

 

 

 

ちなみに下向いて寝ている人もいるが、この人たちの何割かはセコイ連中で占められている。窓に頭を預けて寝るのが疲れた人が逆にうつむくのはしょうがないと言えるが、問題はそうでない人である。なんと周りを見ないようにするために下を向いているのだ。

 

 

優先席に座る若者や中年に見られやすいが、要するに優先席に座るべき人が来たとしても寝ているから気づかないという体を作るために下を向いているのだ。全くもって遺憾である。そのような卑劣な精神で座席に座ろうなど言語道断、詐欺師決定である。

 

 

 

人間ならもっと正々堂々とするべきである。この僕のようにおじいさんとメンチを切りがら座席を賭けてスプラトゥーンで対戦し、結果関係なく最後はラインを交換する所まで仲良くなってしまうくらい正面から向かっていったほうが良いだろう。

 

 

 

 

他にもバッグを背負ったまま座っていたり、浅く座っていたりなど要素は色々ある。しかし実際の所、結局はどれも確立の話でしかないのだ。

 

 

ぐっすり眠っていたって降りる駅に着いたらいきなり覚醒してそのまま降りてく人や、スマホをしまい降りる準備を始めるのかと思いきや今度は本を取り出して読み始めたりする人だって存在する。「おいいいいぃぃぃぃぃぃぃい!!それはないだろおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」と言いたくなるような予想外の出来事が起こる事なんてザラにあるはずだ。むしろそういう経験の方が多いかもしれない。

 

 

 

つまりこんな記事読んでも無駄である。ほかにも色んな早く降りる人を見分けるサイトはあるが、所詮は低めの確率論でしかない。だからごちゃごちゃと考える必要などない。スパッといこうスパッと。何となくで決めた方が多分当たりやすいのだ。変な知識入れてる方が余計成功しずらいだけである。

 

 

 

要するに勘だ。勘。ここまで書いといて最後勘かよとなるかもしれないが、知らないのである。勘だ。

 

 

勘。

 

 

完。